シニアの恋愛・結婚が増えている理由
恋愛や結婚は若い世代の人だけという時代はもう終わり、現在では60代や70代になってからも恋愛に積極的な人が増えています。
恋愛というのは結婚や子供を作ることを目的とするものではなく、誰か自分のことを愛してくれる人と一緒に過ごしたいという自然な気持ちから行うものです。
晩婚化により男女ともに初婚年齢が上がってきており、また離婚数も増加していることから年齢が高くなってから再婚をする人も多いですし、離婚や死別によりシングル生活をしているシニアも少なくありません。
そうした人たちにとって、新たなパートナーを見つけることは老後の生活を豊かにしていくために必要なことなのです。
誰かのことを好きになるということは、自分の知らなかったことに興味を持ったり、その人によく見てもらえるように自分を磨くことで、いつでも恋する気持ちを忘れないシニアは、それだけで健康な状態を保ちやすくなるのです。
特に、今のシニア世代は非常に体力もあり、気力もしっかりある人が多いことから、同年代で恋愛関係に発展しやすい環境ができています。
日本においては長らく「老いらくの恋」といったような、高齢になってからの恋愛を良くないこと、はしたないことのように考える風潮がありました。
しかし、欧米諸国など海外では、高齢になっても恋愛に積極的であることをむしろよいこととして扱っています。
国際化が進み、日本においてもそうした文化が良い意味で取り込まれてきた、と言えるかもしれませんね。
定年退職をしたばかりの60代などは十分に体力もありますし、退職金などで金銭的にも十分な余裕があるので、趣味を通じて知り合った人と心を通わせるようになったとしても全く不思議なことはなく、熟年離婚ならぬ熟年結婚をするカップルも増加しています。
シニア女性の美容整形も増えている
人は「恋をするときれいになる」と言われていますが、それは男女ともに同じです。
恋愛をしていることで性ホルモンの分泌が活発になり、健康にも良い影響を与え、恋をすることで美容に目覚めるシニアも増えており、最近では二重埋没の手術を受けるシニア女性も増えているんです。
特に気になるパーツというのが目元。
加齢によって瞼が下がってくるので、必然的に視界も悪くなり目つきが悪くなってしまうことも多いのが難点。
そこで、思い切って瞼を切らずに行う二重埋没手術をしてはっきりした目元にすることで、シニア女性でも美しく若返ることが可能になったんです。
その手術に力を入れているのが真崎医院という都内にあるクリニック。
数ある二重埋没手術を執り行い、海外での医療技術をいち早く取り入れるなど、美容業界の最先端を担うクリニックなので、都内だけではなく地方からも多くのシニア女性が訪れるといいます。
このような美容手術を経て、自分に自信が持てるようになると恋愛にも積極的になれるでしょう。
出会いを増やす方法
シニア世代であっても、自分から出会いを求めていくことが勧められます。
結婚相談所でもシニア向けのサービスを展開しているところも多く、老後を気の合う相手と過ごしたいと考える人は男女ともにかなりの数で存在しているのです。
本気で相手を探したいということであれば、そうした有料のサービスを利用するのもよいでしょう。
ただ、そこまで本気ではないというのなら、もう少し緩やかに人間関係の輪を広げる活動をしていくのがおすすめ。
例えば、シニアの恋愛で意外に多いのが、かつての同級生との再会です。
定年を迎えたタイミングで、地元の同窓会が開催されることはよくあるでしょう。
そこで初恋の人と再会して、お互い独身になっていたということから結婚を考える仲になる、ということも珍しい話ではありません。
高校時代に付き合っていたが、その後進学や就職の都合で別れてしまった相手なども、熟年カップルではよくあるパターンです。
昔のよい思い出を共有しているということが、お互いの気持ちを近づけるきっかけになってくれます。